奥様が自由に描いた設計図が、そのまま形になりました
■1階床面積 / 43.88㎡ ■2階床面積 / 44.71㎡
■延床面積 / 88.59㎡(26.80坪)
スキップフロアで空間にメリハリを
T様邸の大きな特徴は、スキップフロアをうまく利用した空間の差別化です。
1階の広いリビングダイニングとキッチンの間に幅広い階段を設け、フロア全体を2つに分離しました。
でもあくまで仕切りのない一つの空間であり、まるで舞台のように視覚的に広がりを感じます。
スキップフロアのテクニックをうまく取り入れた、自由設計ならではの斬新な間取りが、
ご夫婦の個性をさらに輝かせる家となりました。
ご夫婦ともに友だちが多いそうで、家に人を招くことが多いとのこと。
訪れたお客様たちはソファに座ったり、階段に腰掛けたりと、思い思いに過ごしているそうです。
こだわりポイント
4階から見たリビングの風景。余分なものを置かず、必要なインテリアのみ飾るのが奥様のスタイル。
天井にはインターネットで一目惚れしたシーリングファン。空間を広く見せるため照明も埋込み式にしました。
予算内に収めるため、標準仕様のシステムキッチンに。食器棚やカウンターもホームセンターなどで低予算に。
「寝室にリビングのような明るさは必要ない」と、照明の数を抑えてくつろげるスペースに。
デッドスペースを最大限活用する
限られた総床面積でこれだけ遊べたのは、デッドスペースの活用にあります。
たとえば収納。いずれも予算や使い勝手を考慮した奥様のアイディアで「多すぎる収納はコストがかかり、
物も増えてしまう。今ある空間の中で必要最小限の収納をつくりかった」と話されます。
リビングの幅広い階段には、ストリップ階段の幅だけ収納用の引き出しを備えました。
奥行きのある収納なので、細々とした日用品もかなりの量が収納できます。
最小限のスペースに留めた玄関フロア。
上り口を斜めにして視覚的広さを、
収納を2カ所設けて余分なものを置かないよう算段に。
収納は靴以外にも、コートやバックなどもしまえるようになっています。
ご主人の「隠れ家」
階段途中の小さな入り口。茶室のにじり口を模した間口は、四つん這いにならないと入れません。
ご主人の書斎は、さながら男の隠れ家。このアジトで、趣味の世界に没頭するのでしょう。
お施主さまの声
アイムの家を選んだ理由を教えてもらうと、「やっぱり人柄でしょう」とのお答え。
「素人が考えた図面と真剣に向き合い、具現化するために動いてくれた姿は今も鮮明に覚えています」
とご主人。T邸の自由な間取りの家は、お施主の熱い想いとプロの技術で完成しました。




黒の外壁で仕上げたスマートな佇まいに、一見シンプルな印象を受けるT様邸。
「家は拠点、家は巣、家はお城… だからこそ、“こんな家がほしい”という思いが強くなったんです」と語る奥様。
T邸の家づくりは、なんと奥様が基本の図面を描いたことから始まりました。
建築の基礎を学んだことは一度もないという奥様が描いた、奇想天外で自由な設計。 遊び心でいっぱいの家は、原型をほぼそのまま残して完成しました。